前回述べた空家率の13.5%は一戸建てと共同住宅の空家率の平均ということになるのでしょうか。ところで、さる週刊誌の記事によると、共同住宅だけに絞ると、空家率が東京の千代田区36%、中央区28%、目黒区27%、…となっていてだいぶ驚くような数字になっています。この数値をみて、しばらく考えこんでしまいました。東京の中心でこんなに空き家になっているのは、ちょっと考えられないですね。地方の古くなったアパートなんかはどうなるのでしょうか。すこし、というか、早急に何か手を打たないと、空家だらけになってしまうと。……、記事の最後のほうにコンパクトシティというキィーワードがでていましたが。都市再生特別措置法とか、居住誘導区域などこれからの行政のありかたが方向として示唆される感じです。
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空家問題2
総務省「住宅・土地統計調査2013年版」によると、全国の空家の数は、820万戸、住宅総数に占める割合は13.5% になるらしい。
野村総研のデータによると、2018年の「住宅・土地統計調査」で空家数は、1000万戸を越え、2023年の調査で空家率は21%まで上昇するという、報告があります。
住宅は毎年80から100万戸が新規に供給されます。このままいくと住宅過剰ということになりますね。
空家問題について
空家問題について何かコメントを書こうと各種資料をしらべてみましたが、これは、結構根が深い問題なので、簡単に片付けられる問題ではなさそうです。ブランディングサイトでこのことに言及しようと考えていましたが、もう少し時間をかけて調べてみます。